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国際結婚する前に確認すべき3つのこと

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皆さん、こんにちは。

 

近年、東京に住んでいると、様々な所でたくさんの外国人の方を見かけます。例えば職場や学校でも外国人の方を見かける機会は、ここ数年より多くなってきた様に感じます。

 

世界のグローバル化が進む今日において、経済だけではなく、人々の交流もグローバル化しています。その結果として、東京や大阪等の大都市圏を中心に、職場や子どもの学校にたくさんの外国人の方がいる光景が当たり前になってきました。

 

これだけ大都市圏に外国人の方が増えてくると、彼氏彼女が外国人という方、奥様旦那様が外国人という方の割合も増えているのではないでしょうか。かく言う私も、妻が台湾人の国際結婚者です。

 

現在、結婚してから6年が経ち、4歳の子どもと3人で幸せに暮らしています。しかし、私の周りでは、国際結婚後のすれ違いから離婚に至った方も多くいますし、直近では福原愛さんと江宏傑さんの日台夫婦の破局は大きなニュースとなりました。

 

そこで今回は、これから国際結婚を考えている方々の為に、国際結婚をする前に必要な3つの事前確認事項を3つご紹介します。私の実体験と友人らの経験談に基づき、より現実的な解説をしていきます。


1. 相手の文化、価値観の違いを受け入れられるか?

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これは最も重要な事前確認になります。ハッキリと申し上げますが、結婚を考えている方が少しでも不安や疑問、中途半端な覚悟、何とかなるだろう的な甘く考えている方は、国際結婚をしない方が良いです。

 

•Yes or Noで自分に問いかける

上記をYes or Noで自分に問いかけて見てください。正直に最初に思い浮かんだ回答がNo又はNoに近いなら、相手の文化、価値観の違いを受け入れられる覚悟がありません。そんな状態で流れのまま結婚してしまうと、離婚に至ってしまう可能性が高いです。

 

•答えがYesだったら

第一段階はクリアです。この覚悟が固まる事で今後2人の間に起こりうる問題に対し、事前に対処しやすくなります。また、この覚悟が2人の愛情をより深くしてくれます。

上記の問いは、結婚を考える前段階から始めても良いでしょう。ある種のイメージトレーニングの様に定期的に自分に問いかけましょう。いつの日かの問いかけで、あなたの覚悟が固まった事が分かりますよ。

 

 

2. 相手の家族の全てを受け入れる為の準備が出来るか、出来ているか。

 

嫁姑問題は以前日本でも度々取り上げられていました。しかし、国際結婚の場合、お相手の家族は日本人ではありません。それぞれの国の価値観、習慣の中で生活をしている事から、時に価値観の違い、考え方を理解出来ない事も起こり得ます。

 

これを理由に離婚に至ってしまう方々もいらっしゃるのが現実です。福原愛さんと江宏傑さんの日台夫婦の破局も、まさにこの家族の価値観や違いを受け入れられなかった事も大きく関わっていたと感じます。

 

しかし、仮にお相手の家族との間で理解出来ない事象が起きても、それに対応する手段があります。

 

それは、お相手の国の言語を学び、身につける事です。これはお相手の事を深く理解する事にも繋がる大切な要素です。

私も台湾人の妻と出会うまで、中国語は全く話せませんでした。知っている単語は你好と謝謝のみでした。

 

妻と出会ってから独学で中国語の勉強を始め、今年で8年になりますが、今では日常会話は問題無く話せるようになりました。

 

言語を学ぶことで得られる物は言語能力だけではありません。その言語の成り立ち、教科書やテキストに掲載されている例文や本文から、文化や価値観、習慣まで様々な事を学び、理解する事が出来ます。

 

言語を学び、お相手の国を知る事は、いざお相手の家族とのトラブルや困難、理解し難い状況が起こっても、冷静に考え対処する事ができます。

 

これから真剣に国際結婚を考えている日本人の方々は、是非お相手の言語を学び、学びを継続しましょう。

 

3. 結婚した後、どちらの国に住むかを決める

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国際結婚は必ず男女どちらかの国で暮らすことになります。これはどんな国際カップルも同じです。

 

どんなにお相手の国の事を知っていても、言語が話せても母国ではありません。価値観や習慣が違うのが外国です。そんな外国で暮らす事は、肉体的精神的にもかなりの負担となります。

 

特にお相手の国を全く知らない、行った事もないという方が急にその国の生活に適応する事は相当難しいです。ただ、こんな状況でも、どちらかが妥協して、お相手の国に住まなければならなりません。これが国際結婚の難しいところです。

 

私の場合は、妻が付き合い始める前から日本で生活していて且つ日本語も堪能だった事もあり、日本で生活をする事になりました。そんな日本に慣れている妻でさえ、時折日本生活にウンザリしてしまう事もあります。

 

その為、必ず入籍する前、結婚する事が決まった段階でどちらの国で暮らして行くかを確認しましょう。そして、外国で生活することになった奥様又は旦那様の状況と気持ちをしっかり理解し、支えてあげましょう。

 

4. 最後に

今回は、私自身の経験も踏まえ、これから国際結婚を考えている方に向けて、必ず事前に確認すべき項目を3つご紹介させて頂きました。

 

上述した3つの確認は、必ず実践される事を強くお勧めします。確認して損はしませんが、確認漏れは、後にトラブルを起こす可能性があります。

 

また、この確認作業の根幹にあるのは、お互いを思いやる気持ちです。日本人同士の婚姻以上に、お互いを思いやる気持ちは、国際カップルには必要不可欠です。日本人の様に阿吽の呼吸や暗黙の了解と言った日本人独特の価値観は通用しません。

 

改めて申し上げますが、相手の気持ちを考えず、自分の気持ちを押し通す事ばかり考えていりは方は、国際結婚には不向きです。それだけ、国際カップルは様々な困難や課題に直面するからこそ、はっきりと申し上げる事が出来ます。

 

この記事が国際カップル、国際結婚を考えている方々のお役に立てたら幸いです。